内視鏡検査(ファイバースコープ)
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内視鏡検査(ファイバースコープ)とは
耳・鼻・のどの奥をファイバースコープで患部の状態を直接観察します。直視下では見えにくい部分が見えたり、病気の経過を記録したりすることで、患者さんにも丁寧でわかりやすい説明が可能となります。当院ではペンタックス社の内視鏡を導入しています。
耳鼻咽喉科での内視鏡は、通常の胃カメラに比べて先端が細く痛みが少ないのが特徴です。座った状態で検査をします。鼻やのどの奥を観察する時は鼻からカメラを挿入しますので、両側の鼻内に止血用と麻酔用のスプレーをしてから検査が始まります。鼻やのどの奥を観察する検査時間は10秒~30秒程度です。
耳の中を見る場合は、数秒で終わり、痛みはほぼありません。検査は1歳未満から検査を受けられます。費用は3割負担の方で、鼻・のどの場合は1800円、耳の場合は720円です。
耳鼻咽喉科での内視鏡は、通常の胃カメラに比べて先端が細く痛みが少ないのが特徴です。座った状態で検査をします。鼻やのどの奥を観察する時は鼻からカメラを挿入しますので、両側の鼻内に止血用と麻酔用のスプレーをしてから検査が始まります。鼻やのどの奥を観察する検査時間は10秒~30秒程度です。
耳の中を見る場合は、数秒で終わり、痛みはほぼありません。検査は1歳未満から検査を受けられます。費用は3割負担の方で、鼻・のどの場合は1800円、耳の場合は720円です。
当院で使用する内視鏡
当院では、ペンタックス社の直径2.4mmの細径クラスのファイバースコープを導入しています。内視鏡は細く軟性で簡単に曲がるようになっており、鼻やのどの湾曲に合わせてカメラを進めていきます。
肉眼では検査しづらい、見えづらい部分もはっきりと画像でうつし、的確な診断ができます。当院の内視鏡にはペンタックス社独自のi scan(アイスキャン)の新機能である光学強調を積極的に使用します。ペンタックス社独自のデジタル処理技術により作り出される強調画像で、血 管、腺管、粘膜の表面構造を、白色光より高いコントラストで表示し、消化器病変の発見、診断をより高精度に行うことができます。通常画像では観察が難しいがんの早期発見や病変の広がりを診断できます。頭頸部がんの早期発見につとめていきます。
肉眼では検査しづらい、見えづらい部分もはっきりと画像でうつし、的確な診断ができます。当院の内視鏡にはペンタックス社独自のi scan(アイスキャン)の新機能である光学強調を積極的に使用します。ペンタックス社独自のデジタル処理技術により作り出される強調画像で、血 管、腺管、粘膜の表面構造を、白色光より高いコントラストで表示し、消化器病変の発見、診断をより高精度に行うことができます。通常画像では観察が難しいがんの早期発見や病変の広がりを診断できます。頭頸部がんの早期発見につとめていきます。
通常画像
光学強調画像
内視鏡検査の手順
①両側の鼻のスプレー
まずは、鼻内に薬液の入ったスプレーを2回行います。スプレーの目的は以下の通りです。
スプレーをすることで、痛みはあまりなく、多少ツンとするぐらい、のどに違和感があるくらいで終わることが多いです。
- 鼻粘膜を収縮させ、内視鏡を通りやすくします
- 止血目的と痛みの緩和(麻酔アレルギーの方には使用しません)目的です
- 鼻内が潤うので、内視鏡の滑りがよくなり痛みが緩和されます
スプレーをすることで、痛みはあまりなく、多少ツンとするぐらい、のどに違和感があるくらいで終わることが多いです。
②内視鏡の挿入
内視鏡を挿入します。目をぎゅっとつぶってしまうと鼻孔が狭くなり挿入が困難になるので、なるべく力を抜いていただくようにお声がけします。「口を閉じて眼を開け、遠くの壁をぼーっと見てください」とお声がけをさせていただきます。
挿入中、リアルタイムでカメラの映像を正面のモニターでみれるようにしていますが、ご覧にならなくても大丈夫です。
挿入中、リアルタイムでカメラの映像を正面のモニターでみれるようにしていますが、ご覧にならなくても大丈夫です。
③結果の共有
撮影した写真をその場で供覧しながらご説明します。